ひだまりの色

日常のこと、読んだ本のことをなんとなく

1年の終わり

今年ももうすぐ終わりですね。

12月に入ってから異常に眠い日が続き、7時間寝ようが8時間寝ようが、仕事中にぼーっとしてしまう毎日でした。冬眠したい。3日間の大半をうとうとして過ごしたら、少しは楽になりました。

あと3ヶ月もすれば社会人2年目になります。もうちょっと大人になって、しっかりしたいものです。

 

そうそう、最近嬉しかったのは、髙橋大輔選手の滑りを見られたことだったりします。小学生の時に初めて見て、びっくりするくらい引き込まれて、そこからずっと好きです。

受験生だったにも関わらず、ソチオリンピックはしっかり見ました(笑)

競技としては全然理解できてないし、優勝するかどうかはあまり興味がなく、ただただ演技を見ているのが好きでした。色がわっと頭に流れ込んでくるような、そんな印象があります。

引退と同時にフィギュアスケートを全く見なくなってしまったので、やっぱり競技じゃなくて髙橋選手の演技に興味があっただけなんだろうな。

 

最近読んだ本の記録

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琥珀のまたたき (小川洋子 / 講談社)

家の中という狭い、静かな世界でだけ暮らす3人の子供たち。その場所が徐々に変化していき、やがて終わってしまう。

どこか神秘的な閉ざされた世界と、そこから抜け出して何年も経った後のアンバー氏の姿と…綺麗で切ない物語。

 

堀辰雄の「風立ちぬ」なんかもそうだけど、読者の介入を拒むというか、完結した世界、箱庭のような場所を上から見ているような、そういう話は好みだなぁと思った。

 

ハゴロモ (よしもとばなな / 新潮文庫)

病気になった人のほうがつらいと、誰が決めたのだろう、と私は思った。病気にならず、泣かず、ちゃんとごはんを食べて、散歩もして、友達に会ったりしている人のほうがつらいということもあるかもしれないと、なぜ彼は思わなかったのだろう。

弱った時に読みたくなるような、ほっとする小説。サッポロ一番にもやしと卵とバターを乗せたのが何となく美味しそうに思えて、久しぶりにインスタントラーメンを買って食べました。ふとした描写が心に残る。

 

スティル・ライフ(池澤夏樹 / 中公文庫)

この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。

再読。書き出しが印象的な小説。

静かな透明な世界。突然始まり、突然終わる二人の生活。小さいようで、宇宙まで思いをはせる。淡々としていると言えばそうなのだろうけど、文章が綺麗なので読んだことのない人にも読んでもらいたい作家。

 

元々は高校時代の現文の問題集で「キップをなくして」を読んで、文章が好きで、他の小説も読もうと思った作家。

池澤夏樹を読まなければ、福永を読むこともなかっただろうし、本を読むきっかけってどこにあるかわからない。その上、私は卒論を福永で書いているので…。詩的な文章は福永武彦に近いのかなぁと思いつつ、やっぱり全然違う気もする。

 

 

 

ふわふわと冬

月1ペースの更新になっている気がしますが、のんびり書いていこうと思います。

もう11月も終わりですね。年末年始の9連休が楽しみです。気が早いかな。

 

寒くて仕方なかったから、着る毛布を買って使っているんだけど、あれってなんで眠くなるんだろう。大体寝落ちする。

冬はふわふわした物に触れたくなりますね。ぬいぐるみとかクッションとか。枕カバーもふわふわしたのに変えました。

 

そういえば、ポケモンの新作も気になってるんだけど、ゲーム機持ってないからなぁ…。なんなら3DSも持ってない。

親から買ってもらったゲーム機はゲームボーイアドバンスとDS(初代、liteでもiでもないやつ)で、自分で買ったのはPSP。それ以外は持ってないのです。(ゲームボーイアドバンスはもう使えないというか、どこかに行った)

イーブイピカチュウも可愛いんだよ…。ゲームもアニメもほぼシンオウ地方までしか知らないから、それ以降のポケモンが出てくるとやめておこうかなーと思うけど、カントーだし。

ちなみに初めてやったゲームがポケットモンスター金だったりします。ゲームボーイアドバンスと一緒に買ってもらった。

でも、ゲーム機とソフト合わせたら4万くらいするもんね…うーん…。

 

最近読んだ本の記録

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アイビー・ハウス(原田ひ香 / 講談社文庫  ※Kindle)

2組の夫婦が共同購入して暮らしている一軒家での話。色んな考え方があって、他人の考え方が受け入れられないこともあって…。

最後の方で薫が言う「お金にとらわれないようにって言えば言うほど、人はとらわれて行くのよ。誰でもそうなの」という言葉が印象的だった。

みんな何かにとらわれて生きてるものなのかな。それも、他の誰かから見れば馬鹿馬鹿しいようなものにとらわれて。

 

センセイの鞄 (川上弘美 / 文春文庫)

再読。最初に読んだ川上弘美作品であり、川上さんの小説の中では一番好き。センセイの喋り方が好きで、二人の会話と距離感が好きで、繰り返し読みたくなる。

主人公が過去を振り返って独白するのって小説ではよくあるけど、私はそれが結構好きなんだろうなぁと思う。

なくなったもの

いつのまにか10月も終わりですね。

前回…というか、初めて投稿した日から1ヶ月も間が空くとは、自分でもびっくりです。

特に忙しかったというわけでもないのに。

 

そういえば、親知らずを抜きました。3本は既に抜いているので、最後の1本でした。上だったので、下より簡単に抜けると言われていた割に、思ったより手強かったらしく、いつまで口を開けていればいいんだろう…と思ってしまいました。

麻酔が効いているから、痛いとかそういう感覚はないけど、引っ張られる感じとか、ガッ!という音とか、何度やっても抜歯は気持ちいいものではないなぁと。

ずーっと痛みとも違和感とも言えない嫌な感じがあったので、抜いてすっきりしましたが、なくなったらなくなったで違和感が…まあ、そのうち慣れるでしょう。すぐにないのが当たり前になるんだから。

 

最近読んだ本の記録

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凍りついた香り  (小川洋子 / 幻冬舎文庫)

小川洋子さんの書くものは読んでいて落ち着く。緻密な文章。物語の世界にぐいと引き込まれるというよりは、いつの間にかその世界を漂っているような感じ。

「岩のすき間からしたたり落ちる水滴。洞窟の湿った空気」

「締め切った書庫。埃を含んだ光」

「凍ったばかりの明け方の湖」…

フロッピーディスクに残されていた文章が妙に頭に残った。

 

キッチン風見鶏  (森沢明夫 / ハルキ文庫)

するっと読めて優しい気持ちになれる本。料理の描写が多くて美味しそう。

洋食屋のお話だと思って読み出したから、予想よりファンタジー(と言っていいのかわからないけど、幽霊が見える登場人物がいて、結構普通に幽霊が出てくる)要素が強かったかなという印象。

 

告知  (久坂部羊 / 幻冬舎文庫)

在宅医療に関する小説。久坂部さんは「芥川症」と「嗤う名医」しか読んだことがなかったから、ブラックユーモア的な話だと思って読んだけど、リアルな医療現場の話。ハッピーエンドではないけれど、人と人の繋がりの温かさを感じる話。

最初の記事

どんな場所でも初めて載せる文章は緊張するものですね。

以前は小説を載せていたHPに日記のようなものも置いて書いていたのですが、そちらを使わなくなって約1年…長文を書ける場所が欲しいなぁと思って作りました。

日常と読書の記録を中心にぽつぽつ書いていきたいです。

昨日は職場の芋煮会でした。(と書いて、山形出身以外の人にも伝わるのでしょうか…?河原で芋煮を作って食べるんです)

大人数が苦手な私は疲れ果てて、家に帰ってそのまま眠ってしまったので、部屋が今も煙くさいです…。普段なら外から戻って来た服のままベッドで横になるなんてしないんだけど、昨日は無理だった。換気はしたけどまだ臭いが残ってる。

明日に向けて、今日は部屋に引きこもってのんびりします。

 

最近読んだ本の記録

ストーリー・セラー (有川浩 / 幻冬舎文庫)

程よく読みやすくて、たまに読みたくなる有川さんの本。設定(特にサイドA)が面白くて、引き込まれた。作家という職業の描き方も好き。

ただ、同じ言葉をバーっと書き連ねるのは小説でもSNSでもかなり苦手なので、そこはうわ…となってしまった。二箇所だけなんだけどね。

 

八月の六日間 (北村薫 / 角川文庫)

北村薫はほぼ読んだことがなかったけど、とても好きな雰囲気の小説だった。体力なんて全然自信ないし、登山は中学生が最後だけど、山に行きたくなる。

解説によれば、著者は山に登らずこれを書いたのだとか、すごい…。

書籍は常備薬と同じだ。手の届くところに活字がないと不安になる。

山に登る時、毎回本を持っていく主人公に共感。私も出かける時に本が鞄に入っていないと落ち着かない。

 

鍵のかかった部屋 5つの密室

(似鳥鶏・友井羊・彩瀬まる・芦沢央・島田荘司 / 新潮文庫nex)

使うトリックが決まっている短編集。彩瀬さんの名前に惹かれて買いました。書き出しは普段よりコミカル?と思ったけど、やっぱり彩瀬さんは好き。

友井羊は読んだことなかったけど、好きなタイプの文章のような気がしたので、今度読みたい。似鳥鶏は同じく新潮文庫nexの「この部屋で君と」を読んだ時も思ったけど苦手だ。

あまり関係ないけど、巻末の既刊が載ってるページに「鍵のかかる部屋」(三島由紀夫)があって、ふふっとなった。